以下に示すのは名古屋最強のニューウェイブ、ポストパンクバンド6EYESフロントマンツチヤチカラ氏の発言。



もう今どきロックなんかで飯食えないです 。関わっている数が多すぎます。売れても金は残んないですよ 。ほとんどの場合。だからバンド解散したらみんな「ちゃんこ屋」の経営始めるんですよ。ちゃんこは日本のロッカーの 余生の生計をたてる手段としてかなり定着してきた感がありますね。というかむしろ飽和状態かも?

最近、気がついたんですが、馬鹿にした意味ではなく、世の中には想像以上にダサい人が多いということに。ロックが好きな人とかの基準でやっちゃうと、まったくついてこれない人が圧倒的に多い。 だからたぶんメジャーでやってる人っていうのは「これがいい」とか「いけてる」と思うことは 結局やれない、というかやってたら食えなくなってしまうと思ってやってると思うんです。偶然、自分の始めたことに人の注目が集まってしまってそれをさらにダサく拡大させて行き今日に至るということから抜け出せないんだと思います。
大体、曲作りって昨日の自分のダサさを越えるために 行うのが自然だと思うんですがそれやっちゃうと差がひらけてちゃうとか。たとえばあのナンバーガールのやつとか眼鏡が外せんのとかそうだと思います。 関係ないですがナンバーガールは僕は全然わかんないです。 古いですがフリッパーズギターなんかそのダサさに耐えられなくなって解散してコーネリアスもダサいの作ってたけど耐えられないから海外に移りましたね。でも、こうも僕は思います ダサくてなにが悪いまぁ僕はもともとがダサいので平気です

奥田民生とかミスチルとかスピッツはもともとがダサイからそれを継続してやってるだけでいいんですが 。斉藤和義なんてロバートクウェインにギター弾かせたり、ライダース着てたり、ルーリード、ニューヨークパンク好きなんだ。こんなダサイ事はおれの本質じゃないんだみたいなSOS出して、しみったれたバラード歌わないかんみたいのはきついんではないかなと勝手におもいます。

昔、キョンキョンが脱アイドル宣言で『なんてったってアイドル』とか歌ったり、渡辺満里奈フリッパーズに接近したりしてダサさの脱却を計ってみたけど結局、ダサイ芸能界からは抜け出せない、その後の生きる術が見当たらないということで完全に敗北していますね
椎名林檎はダサイ、ナウいの区別がつかないようなラグジュアリーな世界に逃げましたが、あの辺はセーフティーゾーンなので多少昔のダサさと向き合った時の蓄えがあれば安泰ではないかと思います。坂本龍一とかに迎えにきてもらいたいんですかね。坂本龍一とか矢野顕子とかもうほんとはやめりゃいいんですよ。音楽家とか気取ったってダサイことをたまにしないと食えないんですから。みんなお金使い過ぎなんですよ。貯金しとけばいいのに。
カートコバーンとかレッチリをリスペクトしてやまないとかいう姿勢を示すのはダサさとしては満点ですよ。



6eyes
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詞 http://starman.co.jp/6eyes/lyrics.html
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難病と指定されている病気で。遺伝性、自己免疫性で慢性進行性に足が細くなっていく。臓器が弱っていく。神様がどうしてそんな病気をつくったんだろう。ただ単にかれを自然淘汰するためだけに?
逆に容姿端麗、秀才、五体満足な人物なら必ず幸せになるだろうか。
恵まれすぎていて、誰からもちやほやされて、結局その誰も気に入らないかもしれない。
気づけば独りだったり。

逆に元々足が不自由で、幼い頃からたまの外出では絵ばかり描いていた。
足がじょうぶな人と比べて旅行に人一倍苦労するから、渾身の傑作を残すようになる。
個展の会場に訪れ知り合ったのが今の奥さんで、それから幸せに暮らしている
そんなストーリーは?

人は満ち足りないからこそ、幸せになることもあるかもしれない。欠点がいとおしいこともあるかもしれない。ここまで書いて、元OGRE YOU ASSHOLEのドラマーニシアラタの言葉を想い出した。CDのジャケット画も手がけている彼は病気(病名は伏せる)で倒れて以来バンドを辞め、絵画は続けている。OGRE YOU ASSHOLEは全国ツアーするほどの知名度を得るに至った。けれどニシは「これでよかった」という。
病気になってのちの人生でこそ得られたものに感謝したいという内容だったと思う。

彼の個展に行ったことがある。
紫やピンクや大地の色遣い。奇異だけれども決していびつではない色と形。そのやわらかさ。
ただ生命力に溢れていた。
OGRE YOU ASSHOLEのVo.出戸は「やっぱりいいね」とゲストブックに記していた。